競馬初心者の歩き方

16.距離

競馬初心者の歩き方

競走馬には、身体能力や走り方によって適正距離というものがあります。短距離型、中距離型、長距離型などの他、どの距離でもこなせる万能型に分類される馬もいます。適正距離は、血統によってある程度の予測が可能です。

■ 短距離(1000〜1400m)
  一言で言えば「全力疾走」。優れたスピードと瞬発力が条件となります。闘争心が強過ぎて、多少気性が激しい馬でも走り切ることができる距離です。
  短距離を得意とする馬は「スプリンター」と呼ばれ、体型の特徴としては、それぞれに発達したムキムキの肩と腰を胴がつなぐイメージ、胸幅も広くたくましく、つまりマッチョです。世界的には大型馬が多いようですが、小回りコースの多い日本では、小型スプリンターも少なくありません。

■ マイル(1600m)
  1600m前後の距離に適正を持つ馬を「マイラー」と呼びます。日本には9つのマイルGTがあり、層の厚い距離と言えます。スピード能力に優れ、スタミナに欠けるタイプの馬が多いようですが、コースによっては1600m以上のスタミナを要するところもあります。

■ 中距離(1800〜2200m)
  どのタイプの馬も出走しやすく、世界的に最もスタンダードとされる距離です。ケンタッキーダービー(アメリカ)やドバイワールドカップ(ドバイ)、日本のGTでは皐月賞、秋華賞、天皇賞(秋)があります。

■ 中長距離(2200〜2800m)
  特に2400mは「クラシックディスタンス」と呼ばれ、凱旋門賞(フランス)やキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(イギリス)、日本ダービーもこの距離で行なわれます。

■ 長距離(2800m〜)
  長距離馬は「ステイヤー」と呼ばれ、その適性は、胴が長くすっきりとした小型の体型に表われるとされます。首が低く、跳びの大きい無駄のない走りでスタミナを温存でき、追い比べになると強さを発揮します。長距離レースは道中のペース配分が重要であるため、素直に騎手に従う、おとなしい気性の馬が向いていると言えます。

17.負担重量(斤量)

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