競馬初心者の歩き方

36.調教師(テキ)

競馬初心者の歩き方

厩舎を経営し、馬主から預かった競走馬の管理・調教を行ないます。馬の能力や体調を見ながら出走計画を立て、目標レースに向けて調教メニューを組み、必要があれば厩務員と相談して飼い葉の内容や量の調節を行ない、レース前には騎手に指示を出します。

また厩舎経営者として、厩務員や調教助手を雇い、騎手と契約して組織を営みます。所属の騎手にとっては師匠であり、技術のみならず、社会人としての礼儀作法や業界の慣習などを教え、育てる役割もあります。顧客である馬主に対しては、牧場やセリで見つけた良い仔馬を薦めるなど、営業活動も行ないます。つまり良い馬を見極める相馬眼、無事に育て上げるための調教技術もさることながら、経営者としての経営手腕、厩舎をまとめる統率力、馬主や生産者との交渉力など、広い見識と強いリーダーシップが問われる職業です。

調教師になるには、競馬会の調教師試験を受けて調教師免許を取得する必要があります。試験には調教技術も含まれるため、騎手や厩務員、調教助手からの転身者が多数を占めています。

37.騎手

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